宮古島で生まれ、600余年に渡り受け継がれてきた美しい織、宮古上布。
苧麻(ちょま)を育て積み、絣を括り、空よりも海よりも深い藍に染め、
織り、砧で打ち、技と心を人から人へつないで仕立てられる宮古上布。
そんな宮古上布の歴史と技と心に触れられ、人気が高いお土産物のひとつである
宮古上布や宮古織の加工製品が購入できるのが、
宮古島の上野にある宮古島伝統工芸品センターです。
2024.11.07(木)
11月30日(土)は、稲石祭のため、休館となります。
宮古島の上野に位置する当センターでは
日本の伝統工芸品に指定されている宮古上布の着物・反物の展示・販売を始め、
宮古上布・宮古麻織・宮古織を用いた小物の販売を行なっております。
営業時間 | 夏場(4月-9月):9:00-17:00 冬場(10月-3月):9:00-16:30 |
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定休日 | 年末年始、日曜(当面の間) |
入場料 | 無料 |
所在地 | 沖縄県宮古島市上野字野原1190-188 [マップコード]310 338 777*28 ※カーナビご利用のお客様へ▼電話番号で検索しますと、旧工芸品センターへ案内されてしまう場合がございます。 |
【 団体のお客様へ 】
当センターで一度に対応できる人数は40名程となっております。
ご来館に際しましては、日時・人数をあらかじめご連絡の上
ご来館いただきますようお願いいたします。
当センターでは、宮古上布や宮古麻織・宮古織の加工製品を販売いたしております。宮古島の織物の製品はお土産として大変人気がございます。
伝統工芸である宮古上布の歴史・製作過程、又、製作時に使用される素材や道具を展示しております。上布の一連の流れを編集した映像もご覧いただけます。(約15分)
当センターには、宮古織物事業協同組合の織手養成室が併設されており、実際の織物製作の様子を見学いただけます。
※土・日・祝日はお休み
※現在、伝統工芸センターで体験できるメニューはございません。
工芸体験をご希望の方は宮古島市体験工芸村の各工房へお問い合わせください。
ご来館の際にはスケジュールも合わせてご参照ください。
宮古島に受け継がれる工芸品をご紹介します
宮古島の風と水とティダ(太陽)の恵みによって育つ苧麻。その繊維を採り、島のおばぁの手によって績みだされる「苧麻糸」それが宮古上布の糸となります。藍や島の植物染料で染め丹精込めて織り上げ、砧打ちで仕上げます。
糸は細く、絣模様は精緻で、織り上げた布はロウを引いたような光沢が特徴です。 通気性に富み、三代物と言われるほど丈夫で長持ちします。
宮古上布の原料となる苧麻
宮古上布は日本麻織物の最優秀品として着尺物の王座を占め、日本織物界の粋として数々の栄誉を受けてきました。1975年には経済産業大臣より伝統的工芸品に指定を受け、1978年、国の重要無形文化財に認定。2003年には糸績み技術が国選定保存技術となりました。
経糸に綿、緯糸に麻が使われている手織物です。原材料が安価なことから、洋服地などにも利用されている。木綿が入っていることにより加工がしやすくバックや小物にも適しています。
原材料 | 経糸に木綿、緯糸に紡績苧麻(ラミー天然素材)を使用 工業製品の糸で先染めされている |
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染 料 | 化学染料 |
経糸・緯糸とも麻が使われている手織物です。麻100%の為、着尺(きもの地)として利用されることが多い。
原材料 | 紡績苧麻(ラミー)天然素材100% 工業生産の糸を化学染料で先染めした糸 |
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染 料 | 化学染料・琉球藍・インド藍 |
宮古織物事業協同組合
登録商標
沖縄県
織物検査済の証
経済産業大臣指定
伝統的工芸品マーク
沖縄県
伝統工芸品マーク
施設名称 | 宮古島市伝統工芸品センター |
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所在地 | 沖縄県宮古島市上野字野原1190-188 [マップコード]310 338 777*28 ※カーナビご利用のお客様へ▼電話番号で検索しますと、旧工芸品センターへ案内されてしまう場合がございます。 |
info@miyako-joufu.com |
TEL | 0980-74-7480 |
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営業時間 | 夏場(4月-9月):9:00-17:00 冬場(10月-3月):9:00-16:30 |
定休日 | 年末年始、日曜(当面の間) |
入場料 | 無料 |